2012年05月04日

ハセガワ 1/72 零戦 22型 第2回(最終回)

皆さん、こんにちは。
ゴールデンウィークも後半に入りましたが、天気はスッキリしませんね。 例年、晴れの特異日と言われていますけど、今年はちょっと違ったみたいです。(笑)

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、零戦 22型です。
エントリー2回目にして、完成報告となりました。 着手から数えて、12日目でしょうかね。自分のペースとしては早いほうでした。

72_a6m3-01_01.jpg

製作の手順はいつも通りなので、概略ですが・・・
士の字にしてからサフ吹き〜ベースホワイトで下地作り。

72_a6m3-02_making11.jpg

零戦製作では恒例の、かったるいキャノピーのマスキングを経て・・・

72_a6m3-02_making12.jpg

次は機体の塗装を行います。 今回は応急迷彩を再現するので、実機とだいたい同じ手順を踏んでみようと思います。
おそらく実機は細部のマーキングも灰緑色の上に施されていたと推測されますが、味方識別帯や指揮官表示などは、模型映えを考えて機体塗装の後から追加しています。

まずは全身を灰緑色で塗装します。 次に日の丸の位置をマスキングします。

72_a6m3-02_making13.jpg

次に、エアブラシのノズルを絞り、薄めに調整した暗緑色を、わざとムラが出るように細吹きします。
機体に近づけたり、遠ざけたりを繰り返します。

72_a6m3-02_making14.jpg

日の丸の周りを避けるようにして・・・。 まぁ、こんなもんかな。

72_a6m3-02_making15.jpg

次に、主翼前縁と胴体の指揮官表示を吹くためにマスキングをします。

72_a6m3-02_making17.jpg

たぶん、実機は灰緑色に直接施されていたのでしょうが、そのまま表現すると汚らしく見える恐れがあったので、敢えて模型映えを優先して暗緑色を塗ってから、最後に追加することにしました。

72_a6m3-02_making18.jpg

ちなみに、指揮官表示帯は、キットのデカールは白でしたが、 SWEET のキットや最近のハセガワのデカール替えキットなどの考証を見ると、機体番号 183 などで黄橙色としているので、おそらく 188 も黄橙色であろうという推測して黄橙色にしました。模型的にもカラフルで良いでしょ?(笑)

72_a6m3-02_making19.jpg

マスキングを剥がすと・・・じゃーん!
上手くいきました。\(^o^)/ なかなか良いじゃん。(笑)

72_a6m3-02_making20.jpg

気分ノリノリ♪で、カウルやプロペラなども塗装して、クリアーを吹いてデカール貼りの下地作りを行いました。

72_a6m3-02_making22.jpg

次はデカール貼り。 垂直安定板の機体番号以外は全て、前出のジャンク市で手に入れたデカールを使用します。

72_a6m3-02_making24.jpg

順調に進んできたデカール貼りですが、ここでアクシデント!
キットに入っていた機体番号ですが、やはり劣化が著しくて、水に漬けてもなかなか台紙から剥がれ難くなっており、ちょっと力を入れると割れてしまいました。

72_a6m3-02_making23.jpg

まぁ、予想はしていたことなので、どうしようかとあれこれ考えたのですが、結局は慎重に台紙から離して、利用することが出来ました。
割れたり欠けてしまった部分は、塗装でタッチアップしています。
ちょっといびつですが・・・、まぁこんなところで妥協しておきましょう。(苦笑)

72_a6m3-02_making25.jpg

左側は綺麗に貼れました。(笑)

72_a6m3-02_making26.jpg

ふぅ・・・やれやれ。

72_a6m3-02_making27.jpg

後はいつも通り、デカールが乾いたらクリアーコート、スミ入れ、最後の半ツヤクリアーで仕上げ。
主脚などの小物を組み付けて、照準器はプラ棒から自作しました。

72_a6m3-02_making28.jpg

完成しました! 正確には 22型甲です。
機体番号でちょっと苦労しましたが、それ以外は大きな問題もなく、スムーズに進められたと思います。

72_a6m3-01_02.jpg

72_a6m3-01_03.jpg

72_a6m3-01_04.jpg

タミヤを製作したすぐ後なので、相対的にとてもシンプルでスラスラと進められたような印象です。
やっぱりハセガワの零戦は名作だなぁ、としみじみ実感しています。(笑)
posted by COLT-T at 19:08 | Comment(8) | TrackBack(0) | 零戦
この記事へのコメント
完成おめでとうございます。
ムラムラの迷彩塗装がいい味を醸し出していると思います。
デカールトラブルも難なくクリアされて、凄いです。
静岡では、21型、22型、22型甲、32型、52型と各種揃い踏みですね。(^_^)v
Posted by 日の丸航空隊 at 2012年05月04日 21:40
日の丸航空隊さん、ありがとうございます。
機体番号の処理はちょっと心残りですが、気にして触り過ぎるとドツボにハマりそうなので、妥協しました。(笑)

零戦は十数機が並ぶでしょう。
ヒロシさんの 52型丙も揃いますから、あとは 11型を誰か作りませんかねぇ。(笑)
Posted by COLT-T at 2012年05月04日 23:34
実は、私もそう思っていたのです。
手持ちに、ファインの21型があるのですが・・・(^^;)
Posted by 日の丸航空隊 at 2012年05月05日 04:28
おはようございます。
ファインの 21型からだと、色々と手を入れなくてはならないでしょうし、どうしても揃えなくてはならないわけじゃないので・・・。(^^; 残り日数も僅かですしね。(笑)

そうそう、問題は梱包ですねぇ。
いつもは有り合わせの箱を利用していましたが、1/72 は箱を標準化しようと思っています。 ホームセンターで探してきます。(笑)
Posted by COLT-T at 2012年05月05日 10:23
完成おめでとうございます。
72でこの迷彩塗装は結構目立つかもしれませんね。
私の52型は相当昔に作ったものなので、出来れば少しリニューアル(脚指示棒とか)したいのですが、時間があるかなぁ…
結局連休中は今日だけ休めました(涙)
Posted by ヒロシ at 2012年05月06日 15:50
ヒロシさん、ありがとうございます。
何だか、今年になって零戦ばかり作っています。(汗)
この連休はお忙しかったようで、お疲れ様でした。今後は少しゆっくり出来そうですか?

私は零戦ばかりでそろそろ飽きてきたので、米軍機でもやりたくなってきました。先日購入した PINTO でも作ろうかな。(笑)
Posted by COLT-T at 2012年05月06日 22:55
零戦22型完成おめでとうございます
22型の迷彩をブラシで仕上げられるのは
難しそうですが 上手く感じが出ています
実機もこんな応急的な迷彩でしょうから
こういう仕上がりでしょう
静岡でのそろい踏みが楽しみです。
Posted by あいみず at 2012年05月07日 21:37
あきみずさん、ありがとうございます。

応急迷彩は、エアブラシだとそんなに難しくないですよ。薄めに延ばした塗料をノズルを細く調節して吹くことで、意外に簡単にここまで出来ました。(笑)
むしろ、あきみずさんの筆塗りテクニックを拝見して、いつも感心しております。実は 1/72 で挑戦したいと思っています。
零戦は沢山並びそうですね。楽しみです。(笑)
Posted by COLT-T at 2012年05月08日 20:34
コメントを書く
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
 可能な限り早急に表示させますが、遅れることもあります。
 SPAM 書き込みを排除するためです。ご理解下さい。
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/55659796
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック